失恋名言集(2)
悲しみは解ける、五月の雪のように、そんなに冷たいものなどはありはしないように。
ジョージ・ハーバート(英国の詩人 / 1593~1633)
夜になって星が輝き始めるのは、悲しみが我々に真実を示してくれるのに似ている。
ベイリー(英国の推理小説家 / 1878~1961)
自分の全生命を女の愛というカードに賭けた男が、このカードが殺された時、がっくりとなって何事も手につかないほど放心してしまうようなら、そんな人間は – 男ではなく、ただのオスである。
I must say, though, that a man who has staked his whole life on the card of a woman’s love and who, when that card is trumped, falls to pieces and lets himself go to the dogs — a fellow like that is not a man, not a male.
ツルゲーネフ(ロシアの小説家 / 1818~1883)
深く愛することのできる者のみが、また大きな苦痛をも味わうことができるのだ。
トルストイ(ロシアの小説家、思想家 / 1828~1910)
相思の情を遂げたとか恋の満足を得たとかいう意味の恋はそもそも恋の浅薄なるものである。恋の悲しみを知らぬ人には恋の味は話せない。
伊藤左千夫(日本の歌人、小説家 / 1864~1913)
恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。
瀬戸内寂聴(日本の小説家、天台宗の尼僧 / 1922~2021)
失恋して痩せることができるのなら、何回でも失恋したいわ。
コレット(フランスの女性作家 / 1873~1954)
失敗しなくちゃ、成功はしないわよ。
ココ・シャネル(フランスのファッションデザイナー / 1883~1971)
別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。
瀬戸内寂聴(日本の小説家、天台宗の尼僧 / 1922~2021)
最初のキスを笑いながら交わして、いざ別れるとなっても、しんみりとやさしい話をして別れるのが、一番安全でいい。
シュニッツラー(オーストリアの小説家、劇作家 / 1862~1931)
運命を素直に受けいれなさい。
ジーン・シノダ・ボーレン(日系アメリカ人の女性精神科医、作家 / 1936~)
どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。時間こそが心の傷の妙薬なのです。
瀬戸内寂聴(日本の小説家、天台宗の尼僧 / 1922~2021)
失望に終わった恋は、次の恋に対するちょっとした免疫になる。
ウルスラ・アンドレス(スイス出身の映画女優、初代ボンドガール / 1936~)
一度も愛したことがないよりは、愛して失った方が、どれほどましなことか。
‘Tis better to have loved and lost than never to have loved at all.
テニスン(英国の詩人 / 1809~1892)
時は悲しみと口論の傷を癒す。人はみな変わる。過去の自分はもはや現在の自分ではない。悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
Time heals griefs and quarrels, for we change and are no longer the same persons. Neither the offender nor the offended are any more themselves.
パスカル(フランスの哲学者、思想家、数学者 / 1623~1662)
下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。
You’ll never find a rainbow if you’re looking down.
チャップリン(英国の俳優、映画監督、コメディアン、脚本家 / 1889~1977)
失恋って、当の本人は苦しい苦しいと言っているけれど、本当は終わった恋をいつまでも思い出して楽しんでいるようなところがあると思う。本当に苦しいなら、一秒でも早く忘れる努力をするはずだから。
宇野千代(日本の小説家 / 1897~1996)
いつ前に進むべきかは、自分の魂がおしえてくれるわ。
オプラ・ウィンフリー(米国の女性テレビ司会者、女優 / 1954~)
あつーいお風呂に肩までつかっても癒やせない、そんな悲しみがこの世にあるとは思えません。
スーザン・グラスペル(米国の女性作家、劇作家 / 1882~1948)
虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ。
If you want the rainbow, you gotta put up with the rain.
ドリー・パートン(米国のシンガーソングライター、女優 / 1946~)
どんな悲しみに出会っても、それでも人生は生きるに値する。
村山由佳(日本の女性作家 / 1964~)
愛する勇気がある者には、かならず苦しむ勇気がある。
アントニー・トロロープ(英国の作家 / 1815~1882)
一人を失ったからといって嘆くことはない。男と女は半分ずついるのだから。
戴聖(中国、前漢の儒学者 / 生没年未詳)
女はティーバックみたいなもの。熱湯につけられてはじめて、その強さに気づくのです。
A woman is like a tea bag; you never know how strong it is until it’s in hot water.
エレノア・ルーズベルト(米国のファーストレディ、世界人権宣言の起草者 / 1884~1962)
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