結婚名言集(3)
結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。
武者小路実篤(日本の小説家、詩人、劇作家、画家 / 1885~1976)
妻は恋人のように扱わなければならない。気まぐれにそうするだけでなく、しょっちゅう。
モンテルラン(フランスの作家、随筆家 / 1895~1972)
男がほんとうに女に贈り物をしたいと思ったら結婚するものよ。
ココ・シャネル(フランスのファッションデザイナー / 1883~1971)
恋のない結婚のあるところには、結婚のない恋が生まれることだろう。
ベンジャミン・フランクリン(米国の政治家、外交官、物理学者 / 1706~1790)
幸福な結婚というのは、いつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である。
大庭みな子(日本の小説家 / 1930~2007)
恋愛とは短期的愚行。結婚生活とは、短期的愚行にピリオドを打つ長期的愚行。
ニーチェ(ドイツの哲学者、古典文献学者 / 1844~1900)
人は無我夢中に急いで結婚するから一生悔いることになる。
モリエール(フランスの劇作家、古典主義の三大作家 / 1622~1673)
おたがいが憎悪しあっていながら、それでも相手なしではいられない – というのは、とかく言われるように最も真実な関係とか、最も刺激的な関係では決してない。あらゆる人間関係のうち、最もみじめな関係である。
ボーヴォワール(フランスの女性作家、哲学者 / 1908~1986)
理想の夫、理想の妻を得ようとするから失望するのだ。凡夫と凡婦が結婚するのである。
亀井勝一郎(日本の文芸評論家 / 1907~1966)
むかし、男はおふくろのように料理ができる女を求めたものだ。近ごろ嫁にもらうのは、おやじのように飲める女だ。
フランク・シナトラ(米国のジャズ・ポピュラー歌手、俳優 / 1915~1998)
人間の一生のあらゆる行動のうちで、結婚は他人に関係することの最も少なきものである。だがそれはまた、あらゆる行動の中で他人に干渉されることの最も多きものである。
セルデン
どんな女性にとっても最良の夫というのは、考古学者に決まっています。妻が年をとればとるほど、夫が興味をもってくれるでしょうから。
An archaeologist is the best husband any woman can have; the older she gets, the more interested he is in her.
アガサ・クリスティ(英国の女性推理作家 / 1890~1976)
結婚の問題は、なによりも「生活」の問題です。それはかならずしも愛を条件とはしません。
倉橋由美子(日本の小説家 / 1935~2005)
いいですか、夫婦ったってアカの他人ですよ。アカの他人同士が起こす奇跡、それが夫婦というものです。
永六輔(日本の放送作家、作詞家、随筆家 / 1933~)
長いこと結婚指輪が活躍してくれましたわ。誘惑からも守ってくれました。パーティーでは夫を何度も思い出させてくれ、もう帰る時間よとうながしてくれました。夕食のお相手をホッとさせたこともありますし、産科の病室では結婚指輪がステータスシンボルでした。
エルマ・ボンベック(米国の女性ユーモア作家 / 1927~1996)
結婚のロマンチックな幸福をあきらめると、結婚は幸福になる。
バートランド・ラッセル(英国の哲学者、ノーベル文学賞受賞 / 1872~1970)
男と女が結婚したときには、彼らの小説は終わりを告げ、彼らの歴史が始まるだろう。
ロミュビリュズ
結婚とは、男の権利を半分にして、義務を二倍にすることである。
In our monogamous part of the world, to marry means to halve one’s rights and double one’s duties.
ショーペンハウアー(ドイツの哲学者 / 1788~1860)
女はよき夫を作る天才でなければならない。
バルザック(フランスの小説家 / 1799~1850)
年ごろの娘たちは結婚のために結婚する。結婚によって自由になれるから。
ボーヴォワール(フランスの女性作家、哲学者 / 1908~1986)
三週間互いに研究しあい、三ヶ月間愛し合い、三年間喧嘩をし、三十年間我慢しあう。そして子供達が同じことをまた始める。
イポリット・テーヌ(フランスの哲学者、批評家、文学史家 / 1828~1893)
男女は本当にお互いうまくいくのかしらと、ときどき思います。もしかすると、隣同士の家に住んで、行ったり来たりするのがいいのではないかしら。
Sometimes I wonder if men and women really suit each other. Perhaps they should live next door and just visit now and then.
キャサリン・ヘプバーン(米国の女優 / 1907~2003)
男と女、こうも違ったしかも複雑な二人の人間が、互いによく理解し愛し合うためには、一生を費やしてもまだ長すぎはしない。
オーギュスト・コント(フランスの哲学者 / 1798~1857)
結婚は良識のあるものにしか世間から受け入れられない。人の興味を惹くのは人眼を惹く馬鹿げた結婚だけであって、後のはすべてさもしい打算である。
シャンフォール(フランスの劇作家、作家 / 1741~1794)
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