恋愛名言集(17)
おれは、この女を愛している。どうしていいか、わからないほど愛している。そいつが、おれの苦悩のはじまりなんだ。けれども、もう、いい。おれは、愛しながら遠ざかり得る、何かしら強さを得た。生きて行くためには、愛をさえ犠牲にしなければならぬ。
太宰治(日本の小説家 / 1909~1948)
初恋は、男の一生を左右する。
アンドレ・モーロワ(フランスの小説家、伝記作家、評論家 / 1885~1967)
嫉妬は恥かしさ - 計算違いをしたという恥かしさです。自分の望みや執着だけを計算して、他人のそれを計算しなかったせいですね。
フォルンハーゲン・フォン・エッセ
恋愛だって芸術だって、おなじだ。一体なんだ。全身をぶつけること。そこに素晴らしさがある。
岡本太郎(日本の芸術家 / 1911~1996)
こんなにも長い間共鳴し合えたこと、それだけですでにすばらしいことなのだ。
ボーヴォワール(フランスの女性作家、哲学者 / 1908~1986)
あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値あるものになったことだろう。
ゲーテ(ドイツの詩人、小説家、劇作家 / 1749~1832)
恋する人は誰しも、自分にできる以上のことを果たしてみせると誓うものです。
シェイクスピア(英国の劇作家、詩人 / 1564~1616)
女は決して自分の自然な姿を見せない。なぜならば女は、自然から生みつけられたままでもきっと人から好かれるものだ、といういうふうに考えることのできる男ほどのうぬぼれがないからである。
ゲーテ(ドイツの詩人、小説家、劇作家 / 1749~1832)
女子の涙は勝利の涙なり、男子の涙は降伏の涙なり。
長谷川如是閑(日本のジャーナリスト、評論家、作家 / 1875~1969)
愛とは、大勢の中からたった一人の男なり女なりを選んで、ほかの者を決して顧みないことです。
トルストイ(ロシアの小説家、思想家 / 1828~1910)
男が誓うと、女は裏切るものだ。
シェイクスピア(英国の劇作家、詩人 / 1564~1616)
男がもっとも情を込めて愛している女は必ずしも一番愛したいと思っている女ではない。
アンリ・ド・レニエ(フランスの詩人、作家 / 1864~1936)
自分は女の容貌に満足する人を見ると羨ましい。女の肉に満足する人を見ても羨ましい。自分はどうあっても女の霊というか、いわゆるスピリットを掴まなければ満足が出来ない。
夏目漱石(日本の小説家、評論家、英文学者 / 1867~1916)
お腹がすいているときにキスがしたい女なんていないわ。
Nobody wants to kiss when they are hungry.
ドロシー・ディックス(米国のジャーナリスト / 1861 ~1951)
嫉妬している男にとっては、恋人を失ったことより、自分をさしおいて他人が良しとされたことが妬けるのだ。
パウル・レー(ドイツの経験主義の哲学者、医師 / 1849~1901)
愛されたいという要求は、自惚れの最たるものである。
ニーチェ(ドイツの哲学者、古典文献学者 / 1844~1900)
ほんとに愛しはじめたときにだけ淋しさが訪れるのです。
寺山修司(日本の詩人、劇作家、歌人、映画監督 / 1935~1983)
愛されることより愛することを。理解されることより理解することを。
マザー・テレサ(カトリック修道女、ノーベル平和賞受賞 / 1910~1997)
二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十歳に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
ゲーテ(ドイツの詩人、小説家、劇作家 / 1749~1832)
嫉妬とは、愛の保証への要求である。
トルストイ(ロシアの小説家、思想家 / 1828~1910)
恋愛とは、アマチュアのほうがプロよりうまい、この世で唯一のわざである。
カールハインツ・デシュナー(ドイツの作家 / 1924~)
少女の恋は詩なり。年増の恋は哲学なり。
長谷川如是閑(日本のジャーナリスト、評論家、作家 / 1875~1969)
婦人を遇するの道は、その高貴なる品性をはげますにあり、その賎劣なる虚栄心に訴えるにあらず。
内村鑑三(日本のキリスト教思想家、文学者 / 1861~1930)
愛は、解放するもの。
マヤ・アンジェロウ(米国の詩人、作家、公民権運動家 / 1928~2014)
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