恋愛名言集(11)
私は彼を深く愛している。彼と一緒ならどんな死にも耐えられる。しかし、一緒でなければ、たとえ生きていても生きていることにはならない。
ジョン・ミルトン(英国の詩人 / 1608~ 1674)
真の恋の道は、茨の道である。
The course of true love never did run smooth.
シェイクスピア(英国の劇作家、詩人 / 1564~1616)
初恋は純の醇(じゅん)なるものだ。それきりで終わる人は誰よりも幸福な人だ。
厨川白村(日本の英文学者、評論家 / 1880~1923)
男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。男が女を愛するのは、それがもっとも危険な遊びであるからだ。
The true man wants two things: danger and play. For that reason he wants woman, as the most dangerous plaything.
ニーチェ(ドイツの哲学者、古典文献学者 / 1844~1900)
女には二種類あると思うの。女の弱点をすべて持ち合わせた女らしい女と、自由で自然で男みたいな性格の女。私もジャンヌも後のほうのタイプよ。
ブリジット・バルドー(フランス出身の女優、ファッションモデル / 1934~)
良いラブレターを書くには、まず何を言おうとしているのか考えずに書き始めること。そして、何を書いたのかを知ろうとせずに書き終わらなければならない。
To write a good love letter, you ought to begin without knowing what you mean to say, and to finish without knowing what you have written.
ルソー(現在スイスの都市のジュネーヴ共和国出身の哲学者 / 1712~1778)
女は、自分を笑わせてくれた男しかほとんど思い出さず、男はまた、自分を泣かせた女しか思い出さない。
アンリ・ド・レニエ(フランスの詩人、作家 / 1864~1936)
君の愛は、私を最も幸せな男にするのと同時に最も不幸な男にもする。
Your love makes me at once the happiest and the unhappiest of men.
ベートーヴェン(ドイツの作曲家 / 1770~1827)
恋する女の最高の幸福は、恋する男性によって彼自身の一部と認められることである。
ボーヴォワール(フランスの女性作家、哲学者 / 1908~1986)
母性愛。すべての愛はそこに始まりそこに終わる。
Motherhood: All love begins and ends there.
ロバート・ブラウニング(英国の詩人 / 1812~1889)
女は、自分の前を通った婦人の眼が自分を注目したか、否かを直感的に悟る術を心得ている。女が身を飾るのは、ほかの女たちを意識しているからである。
キルケゴール(デンマークの哲学者、思想家、実存主義の創始者 / 1813~1855)
男女の間では友情は不可能だ。情熱と敵意と崇拝と愛はあるが、友情はない。
Between men and women there is no friendship possible. There is passion, enmity, worship, love, but no friendship.
オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家 / 1854~1900)
男が女に「いつまでも愛しつづける」と誓う前提には、「女がいつまでも愛すべき存在でありつづけるかぎり」という条件がついている。
モンテーニュ(フランスの哲学者、モラリスト / 1533~1592)
愛とは、お互いに相手を知らない男女の間に発生するものである。
Love is what happens to men and women who don’t know each other.
サマセット・モーム(英国の劇作家、小説家 / 1874~1965)
男は自分が感じているほどの年であり、女は見かけほどの年である。
セネカ(ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人 / 紀元前1頃~紀元後65)
歳月の流れというものによって、友情の絆は強まるものの、愛の絆は、弱まるものである。
Time, which strengthens friendship weakens love.
ラ・ブリュイエール(フランスのモラリスト、作家 / 1645~1696)
好きな女性が、他の男と結婚しようが、こちらが他の女性と結婚しようが、それはそれだ。ほんとうの出会いは、約束ごとじゃない。恋愛というものさえ超えたものなんだ。
岡本太郎(日本の芸術家 / 1911~1996)
大恋愛も、耐え忍ぶことが大切です。
ココ・シャネル(フランスのファッションデザイナー / 1883~1971)
男の愛情は肉体的満足を得た瞬間から眼に見えて低下する。ほかのどんな女でも、彼が所有した女よりも魅力を多く持っているように思われ、変化を願望する。一方、女の愛情は、肉体的満足を得た瞬間から増大する。
ショーペンハウアー(ドイツの哲学者 / 1788~1860)
自分の生活に何物かを加え、あるいは何物かを減じ、自分の生活を変えてくれる相手でなければ、愛する価値はない。
モンテルラン(フランスの作家、随筆家 / 1895~1972)
ほんとうは傍にいたい。二十四時間抱き合っていたい。でもそれが出来なくても、黙ってその人を感じている。その人が世界の中にいるというだけで、存在が充たされ、磁石の針がぴたっと一つの方向を指すように、心はその人に向かっている。
岡本敏子(岡本太郎の養女、実質的な妻 / 1926~2005)
恋されて恋するのは恋愛ではなく友愛である。
プラトン(古代ギリシアの哲学者 / 紀元前427~前347)
この世で嫉妬ほど多種多彩な仮面をかぶっているものはない。
ヘルマン・バール(オーストリアの作家 / 1863~1934)
女にとって恋愛は生涯の歴史である。男にとっては単なる挿話にすぎない。
スタール夫人(フランスの女性作家、批評家 / 1766~1817)
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