女心の名言



女心の名言(2)

女というものは、いたわられるのは大好きなくせに、顔色を窺われるのはきらうものだ。いつでも、的確に、しかもムンズとばかりにいたわってほしいのである。

三島由紀夫(日本の小説家、政治活動家 / 1925~1970)

一目で惚れられるためには、男の顔の中に、何かしら、相手の女性に尊敬させるものと同時に、憐憫の情を感じさせる何かがなくてはならないのである。

To be loved at first sight, a man should have at the same time something to respect and something to pity in his face.

スタンダール(フランスの小説家、『赤と黒』の著者 / 1783~1842)

女はどんな正直な女でも、その時心に持っている事を隠して、外の事を言うのを、男ほど苦にはしない。

森鷗外(日本の小説家、評論家、陸軍軍医 / 1862~1922)

全ての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである。

アンドレ・モーロワ(フランスの小説家、伝記作家、評論家 / 1885~1967)

男は恋を恋することからはじめて、女を愛することに終わるけれども、女は男を恋することからはじめて、恋を恋することに終わる。

レミ・ド・グールモン(フランスの詩人・小説家 / 1858~1915)

男は働き、考える。だが、女は感じる。

クリスティーナ・ロセッティ(英国の詩人 / 1830~1894)

女は決して自分の自然な姿を見せない。なぜならば女は、自然から生みつけられたままでもきっと人から好かれるものだ、といういうふうに考えることのできる男ほどのうぬぼれがないからである。

ゲーテ(ドイツの詩人、小説家、劇作家 / 1749~1832)

女はいつも、機会さえあれば、自分を犠牲に捧げたがる。あれは自己陶酔の一形式であり、しかも女たちのお好みの形式なのだ。

サマセット・モーム(英国の劇作家、小説家 / 1874~1965)

一抹の同情をかちうる男だけが、女心をまるごとつかむのです。

ジャン・ジロドゥ(フランスの外交官、劇作家、小説家 / 1882~1994)

女はおべっかによっては、けっして武装を解除されはしないが、男はたいてい陥落される。

オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家 / 1854~1900)

男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる。

Men always want to be a woman’s first love. Women like to be a man’s last romance.

オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家 / 1854~1900)

母性愛。すべての愛はそこに始まりそこに終わる。

Motherhood: All love begins and ends there.

ロバート・ブラウニング(英国の詩人 / 1812~1889)

愛の戯れは、車の運転に通じます。女は迂回が好きだけど、男は近道が好きだから。

ジャンヌ・モロー(フランスの女優、歌手 / 1928~2017)

女性たちは、自分が女として見られていると刺激されて、ハイになるのよ。

岡本敏子(岡本太郎の養女、実質的な妻 / 1926~2005)

些細なことでは男が女に譲歩し、大きなことでは男が頑張ってほしいと女は望むのもである。

モンテルラン(フランスの作家、随筆家 / 1895~1972)

女とゾウは、忘れない生き物なのよ。

Women and elephants never forget.

ドロシー・パーカー(米国の短編作家、風刺詩人、評論家 / 1893~1967)

女は自分の色恋沙汰が世間の口に上らないことを望む。しかし自分が愛されているということをみんなに知られたいと望む。

アンドレ・モーロワ(フランスの小説家、伝記作家、評論家 / 1885~1967)

女性というのは、男性から彼女自身に対して言われたお世辞以外は、相手の言葉をすべて疑ってかかるという存在である。

A woman will doubt everything you say except it be compliments to herself.

エルバート・ハバード(米国の作家、アーティスト、哲学者 / 1856~1915)

お腹がすいているときにキスがしたい女なんていないわ。

Nobody wants to kiss when they are hungry.

ドロシー・ディックス(米国のジャーナリスト / 1861 ~1951)

大部分の女は、愛情よりもむしろ弱さからなびく。他の男よりも愛されるにふさわしくなくても押しの強い男のほうが、概してうまくいくのはそのためである。

ラ・ロシュフコー(フランスの貴族、モラリスト文学者 / 1613~1680)

女は男に欠点があるからこそ愛するのだ。男に欠点が多ければ多いほど、女は何もかも許してくれる。我々の知性さえもだ。

オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家 / 1854~1900)

恋愛に意識して、相手をかばってやろうとか、いたわってやろうというのじゃなく、お互いに「一体」になろうとする気持ちが、優しさなんだ。

岡本太郎(日本の芸術家 / 1911~1996)

女というものは存在しない。存在するのはさまざまの女たちである。

モーリアック(フランスの作家、ノーベル文学賞受賞 / 1885~1970)

男は力がなければいけない。私は何も威張ってろとか、暴力的であればいいといっているのではない。静かで、普段おとなしくても、存在感がある、という男に女は弱い。

岡本敏子(岡本太郎の養女、実質的な妻 / 1926~2005)

女というものは、どこまでが天使で、どこからが悪魔なのか、はっきりわからないものなのだ。

ハイネ(ドイツの詩人、作家、ジャーナリスト / 1797~1856)

女はその手袋を変えるように、容易に心を変える可愛らしい動物である。

バルザック(フランスの小説家 / 1799~1850)

女性が英雄を好むのは、英雄に服従されようとしているのではない、英雄を服従しようとしているのだ。

長谷川如是閑(日本のジャーナリスト、評論家、作家 / 1875~1969)

女の涙は、必ずしもいま口にしている事を理由として流れているのではない。

伊藤整(日本の小説家、文芸評論家、詩人 / 1905~1969)

男と女の一等厄介なちがいは、男にとっては精神と肉体がはっきり区別して意識されているのに、女にとっては精神と肉体がどこまで行ってもまざり合っていることである。

三島由紀夫(日本の小説家、政治活動家 / 1925~1970)

 

– END –

 

あの人の恋愛観・結婚観(全62人)
【文学家】
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【その他】
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