恋愛名言集



恋愛名言集(4)

人が恋をする時、それはまず、自己を欺くことによって始まり、また、他人を欺くことによって終わる。

When one is in love, one always begins by deceiving one’s self, and one always ends by deceiving others. That is what the world calls a romance.

オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家 / 1854~1900)

「女そのもの」というタイプの女性は、愛するときはいつも相手をずたずたにする。

ニーチェ(ドイツの哲学者、古典文献学者 / 1844~1900)

恋をするということには、何とも言えない魅力があるのであるが、恋の楽しみの大半は、恋は永久に続くものではないという事実にあることは、確かである。

There is something inexpressibly charming in falling in love and, surely, the whole pleasure lies in the fact that love isn’t lasting.

モリエール(フランスの劇作家、古典主義の三大作家 / 1622~1673)

男は一人の女からすべてをもらうことができる。ただし母親らしさをあてにする者は、いかなる情熱も期待してはならない。

ロレンス・ダレル(英国の小説家、詩人、劇作家、紀行作家 / 1912~1990)

男女の間では、憎しみは愛の裏返しです。嫉妬もまた愛のバロメーターです。

瀬戸内寂聴(日本の小説家、天台宗の尼僧 / 1922~2021)

愛は、後悔を封じこめたボトルの中で生き続ける。

Love lives in sealed bottles of regret.

ショーン・オフェイロン(アイルランドの短編小説家 / 1900~1991)

女はおべっかによっては、けっして武装を解除されはしないが、男はたいてい陥落される。

オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家 / 1854~1900)

男心をそそるただ一つの、正真正銘の愛の媚薬、それは思いやりの深い気立てである。男はつねにこれに参る。

メナンドロス(古代ギリシアの喜劇作家 / 紀元前342~292)

真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑したり拙劣であり、愛嬌もろくにないものである。

カント(ドイツの哲学者 / 1724~1804)

女性は、情熱を男とともに分かつことよりも、情熱を男にかき立てられることのほうを選ぶ。彼女たちは、好んで愛情の中に離れ家をつくる。

アンリ・ド・レニエ(フランスの詩人、作家 / 1864~1936)

恋は決闘です。もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です。

ロマン・ロラン(フランスの作家、ノーベル文学賞受賞 / 1866~1944)

愛情の道づれである嫉妬は、うれしくないことを何でもやみくもに信じこみます。事実に基づいてではなく、その影や夢を見ただけでもう動転してしまうのです。

ペトラルカ(イタリアの詩人、学者 / 1304~1374)

直感は、無理に感じようとしてもだめ。答がでるまでには時間がかかるものです。

バーバラ・ブラハム(米国の女性ビジネスコンサルタント)

嫉妬は自分で生まれて自分で育つ化け物でございますよ。

シェイクスピア(英国の劇作家、詩人 / 1564~1616)

一緒に泣いた時に、はじめてお互いがどんなに愛し合っているのかが分かるものだ。

エミール・デシャン(フランスの詩人 / 1791~1871)

恋の味を痛烈に味わいたいならば、それは片思いか失恋する以外にないだろう。

亀井勝一郎(日本の文芸評論家 / 1907~1966)

二人の人間は、自分の交換価値の限界を考慮したうえで、市場で手に入る最良の商品を見つけたと思ったときに、恋に落ちる。

エーリッヒ・フロム(ドイツの社会心理学者、精神分析学者 / 1900~1980)

30年に渡り女性の心を研究してきたにもかかわらず、未だ答えることのできない大きな疑問は、「女性は一体何を求めているのか?」である。

The great question that has never been answered, and which I have not yet been able to answer, despite my thirty years of research into the feminine soul, is “What does a woman want?”

ジークムント・フロイト(オーストリアの精神分析学者、精神科医 / 1856~1939)

長続きするたった一つの愛は片想い。

ウディ・アレン(米国の映画監督、俳優、脚本家 / 1935~)

ある一人の人間のそばにいると、他の人間の存在などまったく問題でなくなることがある。それが恋というものである。

ツルゲーネフ(ロシアの小説家 / 1818~1883)

女は、人生で一度や二度は、ワルい男を愛してしまうの。でもだからこそ、イイ男に出会ったとき、感謝する気持ちになれるのよ。

マージョリー・キナン・ローリングス(米国の小説家『子鹿物語』著者 / 1896~1953)

恋愛は多くのオペラと似たところがある。いちばん美しいのが序曲だという点で。

ジャン・ジロドゥ(フランスの外交官、劇作家、小説家 / 1882~1994)

愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。

Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.

サン=テグジュペリ(フランスの作家、操縦士 / 1900~1944)

愛さなくてはいけない。何を愛してるのか見ないで、ものすごく愛さなくてはいけない。見ればつい理解してしまい、理解すればつい軽蔑してしまうから。とにかく、愛にうっとりするような愛し方をしないといけない。何を飲んでいるのか、もはやわからないような愛し方をしないといけない。

モーパッサン(フランスの自然主義の作家、劇作家、詩人 / 1850~1893)

 
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