サフランの花言葉（季節、西洋・英語の花言葉）

photo: Dr. Partha Sarathi Sahana

Saffron crocus サフラン

秋（花期は10月～11月）、紫色の花を咲かせるサフラン。

花言葉（日本と西洋）とその由来、名言などをご紹介します。

サフランの花言葉と由来

サフランの花言葉は「歓喜」「過度をつつしめ」「濫用するな」。

古代ヨーロッパではサフランには酒の酔いをさます性質があると信じられていました。

しかし過度に用いると脳と神経を刺激して、歓楽の度を越えるようになるともいわれていました。

「歓喜」「過度をつつしめ」「濫用するな」の花言葉もこれにちなむといわれます。

サフランの英語の花言葉は「mirth（歓喜）」「beware of excess（過度をつつしめ）」「Do not abuse（濫用するな）」です。

サフラン全般の花言葉

「歓喜」「過度をつつしめ」「濫用するな」

西洋・英語の花言葉

「mirth（歓喜）」「beware of excess（過度をつつしめ）」「Do not abuse（濫用するな）」

花言葉に関連する名言

「過度をつつしめ」（サフラン全般）

人間に関することに安定などないことを忘れてはならない。それゆえに、繁栄している時には過度の喜びを避け、逆境にある時には過度の落ち込みを避けなさい。

Remember that there is nothing stable in human affairs; therefore avoid undue elation in prosperity, or undue depression in adversity.

ソクラテス（古代ギリシアの哲学者 / 紀元前470～399）

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サフランの誕生花

サフランは以下の月日の誕生花です。

11月4日

サフランとクロッカス

サフランとクロッカスは同じアヤメ科クロッカス属の植物です。

晩秋に花を咲かせるサフランは薬用やスパイスとしても用いられるため、薬用サフランや秋咲きクロッカスとも呼ばれます。

一方、早春に開花するクロッカスは観賞用に栽培されるため、花サフランや春サフランとも呼ばれます。

サフランの画像

以下はサフランの画像です。

photo: chipmunk_1

photo: Maggie McCain

サフランの概要

花名の由来

クロッカス属の学名「Crocus（クロッカス）」は、ギリシア語の「krokos（糸）」を語源とし、長く糸状に伸びるめしべをもつことにちなみます。

花名のサフランは、「黄色」を意味するアラビア語の「zafran（ザファラン）」が語源であるともいわれます。

英語では植物を「Saffron crocus（サフランクロッカス）」、香辛料を「Saffron（サフラン）」と呼んでいます。

サフランの季節・花色

開花時期：　10月～11月
出回り時期：　10月～11月（最盛期は11月）
花持ち日数：　5～7日程度
花色：　紫

サフランの名称・原産地

科・属名：　アヤメ科クロッカス属
学名：　Crocus sativus
和名：　サフラン
別名：　薬用サフラン（ヤクヨウサフラン）、番紅花（バンコウカ）、秋咲きクロッカス（アキザキクロッカス）
英名：　Saffron crocus, Saffron
原産地：　地中海沿岸、小アジア
花の詳細：　Wikipedia