冬から春(花期は12月~4月ごろ)にかけてうつむきがちの花を咲かせるスイセン。
スイセンの花言葉には「うぬぼれ」や「自己愛」などがあります。
このページではスイセンの色別の花言葉や西洋における花言葉(英語)などをご紹介します。
水仙(スイセン)の花言葉と由来
スイセン全般の花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」。
「うぬぼれ」「自己愛」の花言葉は、自分の姿に恋をしてスイセンになった美少年ナルキッソスの言い伝えにちなみます。
※ 下記の「スイセンの言い伝え」を参照ください。
スイセン全般の英語の花言葉は「self-love(自己愛)」「egotism(自己中心、うぬぼれ)」「unrequited love(報われぬ恋)」です。
花の色による花言葉もあります。
黄色いスイセンの花言葉は「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」です。
スイセンの種類による花言葉もあります。
ラッパスイセンの花言葉は「尊敬」「報われぬ恋」。
クチベニズイセンの花言葉は「すてきな装い」です。
クチベニズイセンの「すてきな装い」の花言葉は、副花冠の紅色の縁どりが口紅のように見えることにちなみます。
スイセン全般の花言葉
「うぬぼれ」「自己愛」
西洋・英語の花言葉
「self-love(自己愛)」「egotism(自己中心、うぬぼれ)」「unrequited love(報われぬ恋)」
黄色いスイセンの花言葉
「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」
ラッパスイセンの花言葉
「尊敬」「報われぬ恋」
西洋・英語の花言葉
「regard(注視)」「unrequited love(報われぬ恋)」「respect(尊敬)」
クチベニズイセンの花言葉
「すてきな装い」
スイセンの花言葉一覧
スイセン全般の花言葉 | 「うぬぼれ」「自己愛」 |
スイセン全般の英語の花言葉 | 「self-love(自己愛)」「egotism(自己中心、うぬぼれ)」「unrequited love(報われぬ恋)」 |
黄色いスイセンの花言葉 | 「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」 |
ラッパスイセンの花言葉 | 「尊敬」「報われぬ恋」 |
ラッパスイセンの英語の花言葉 | 「regard(注視)」「unrequited love(報われぬ恋)」「respect(尊敬)」 |
クチベニズイセンの花言葉 | 「すてきな装い」 |
花言葉に関連する名言
「報われぬ恋」(ラッパスイセン)
涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの。
ドロシー・ディックス(米国のジャーナリスト / 1861 ~1951)
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スイセンの誕生花
スイセンは以下の月日の誕生花です。
1月2日(黄)、1月3日(白)、1月4日(白、黄)、1月13日(白)、1月16日(ラッパスイセン)、2月9日(ラッパスイセン)、2月16日(ラッパスイセン)、3月1日(ラッパスイセン)、4月3日(黄)
スイセンの言い伝え(ギリシア神話)
若さと美しさを兼ね備えていたナルキッソスは、多くの相手から言い寄られましたがいつも冷たい態度をとりました。
森の妖精エーコーも彼に恋をしましたが相手にしてもらえませんでした。エーコーは悲しみのあまり姿を失い、声だけの存在になってしまいました。
これを見た女神ネメシスは怒り、その呪いによりナルキッソスは水面に映る自分の姿に恋をしてしまいます。そしてそのまま水の中の美少年から離れられなくなり、やせ細って死んでしまいました。ナルキッソスは水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わったといいます。
この言い伝えは自己陶酔型の人を意味する「ナルシスト」の語源でもあります。また、やまびこやこだまを意味する「エコー」は、森の妖精エーコーが語源です。
スイセンの種類
ニホンズイセン(日本水仙)
開花時期は12月~2月。原産地は地中海沿岸。
中国を経由して日本へ渡来したと考えられています。
福井県越前海岸、伊豆下田の爪木崎、兵庫県淡路市の群落が有名で、福井県の県花にもなっています。
ラッパスイセン(喇叭水仙)
開花時期は3月~4月。原産地は地中海沿岸。
コップのような花冠が花びらよりも長く、ラッパのように突き出ています。
英語では「daffodil(ダッフォディル)」と呼ばれます。
クチベニズイセン(口紅水仙)
開花時期は1月~4月。原産地は中央・南ヨーロッパ。
花びらは純白、副花冠は淡い黄色で紅色の縁どりがあります。清楚な姿でとても香り高い花です。
スイセンの概要(花名・開花期など)
科・属名 | ヒガンバナ科スイセン属 |
学名 | Narcissus spp. |
和名 | 水仙(スイセン) |
別名 | ナルシサス、雪中花(セッチュウカ) |
英名 | Narcissus, Daffodil(ラッパスイセン) |
原産地 | スペイン、ポルトガル、地球海沿岸、北アフリカ |
開花時期 | 12月~4月 |
出回り時期 | 10月~4月(最盛期は12~4月) |
花持ち日数 | 3~7日程度 |
花色 | 黄、白 |
スイセンの花言葉 | 「うぬぼれ」「自己愛」 |
花名の由来
スイセン属の学名「Narcissus(ナルシサス)」は、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスにちなみます。
漢名の「水仙」は、水辺で咲く姿を仙人にたとえたものであるといわれます。
国花
スイセンを国花とする国はウェールズ(ラッパスイセン)です。
花の詳細: Wikipedia
他のヒガンバナ科の花
以下は他のヒガンバナ科の植物の花言葉ページです。
・アマリリス ・スノードロップ ・ヒガンバナ ・アガパンサス ・ネリネ ・スノーフレーク ・アリウム ・ゼフィランサス ・ハナニラ
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