アザミの花言葉（季節、西洋・英語の花言葉）

春から夏（花期は5月～8月ごろ）にかけて葉や総苞にトゲのある花を咲かせるアザミ。
アザミの花言葉には「独立」や「触れないで」などがあります。
このページでは日本や西洋におけるアザミの花言葉などをご紹介します。

アザミの花言葉と由来

アザミの花言葉は「独立」「報復」「厳格」「触れないで」。
「独立」「報復」の花言葉は、アザミのトゲにより国土を守ったとされるスコットランドの言い伝えにちなみます。
「触れないで」の花言葉もアザミのトゲに由来します。
※ 下記の「スコットランドを救った花」を参照ください。

アザミの英語の花言葉は「independence（独立）」「nobility of character（人格の高潔さ）」「austerity（厳格）」「misanthropy（人間嫌い）」です。

アザミの花言葉一覧
アザミの花言葉	「独立」「報復」「厳格」「触れないで」
アザミの英語の花言葉	「independence（独立）」「nobility of character（人格の高潔さ）」「austerity（厳格）」「misanthropy（人間嫌い）」

アザミ全般の花言葉

「独立」「報復」「厳格」「触れないで」

西洋・英語の花言葉

「independence（独立）」「nobility of character（人格の高潔さ）」「austerity（厳格）」「misanthropy（人間嫌い）」

花言葉に関連する名言

「独立」（アザミ全般）

独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり。

福沢諭吉（幕末から明治初期の中津藩士、啓蒙思想家、教育者 / 1835～1901）

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アザミの誕生花

アザミは以下の月日の誕生花です。

3月19日、4月19日、9月18日、10月21日

スコットランドを救った花

1263年にノルウェー軍がスコットランドに侵攻したときのこと。ノルウェー兵は夜襲のため、足音を立てないよう裸足になっていました。しかし暗闇でアザミのトゲを踏みつけ、思わず叫び声をあげてしまいます。その声を聞いたスコットランド軍が敵を追い払ったといわれます。
それ以来、アザミはスコットランドの標章と国花になったといわれます。

アザミとキリスト教

聖母マリアが処刑されたキリストの十字架の釘を抜いて埋めた場所からアザミが生えてきたという伝説があります。そのため「祝福されたアザミ」「聖なるアザミ」とも呼ばれます。

アザミとギリシア神話

大地の女神が羊飼いの美少年ダフニスに恋を打ちあけようとしました。ところがダフニスはそれに気づかずに行ってしまいました。失恋した大地の女神は、その悲しみを表現するためにアザミをつくったといいます。

アザミの画像

以下はアザミの画像です。

photo: Norio Nomura

photo: maskimur

アザミの概要（花名・開花期など）

科・属名	キク科アザミ属
学名	Cirsium japonicum
和名	野薊（ノアザミ）
別名	ドイツ薊（ドイツアザミ）
英名	Japanese thistle
原産地	日本（アザミ属の植物は世界に250種以上）
開花時期	5月～8月
出回り時期	3月～7月
花持ち日数	7日程度
花色	赤紫、紫、赤、ピンク、白など
アザミの花言葉	「独立」「報復」「厳格」「触れないで」