柊（ヒイラギ）の花言葉（季節、英語）

photo: Hideyuki KAMON

初冬（花期は11月～12月）のころ、キンモクセイに似た芳香のある白い花を咲かせるヒイラギ。
ヒイラギの花言葉には「用心深さ」や「先見の明」などがあります。
このページでは日本や西洋におけるヒイラギの花言葉などをご紹介します。

柊（ヒイラギ）の花言葉と由来

ヒイラギの花言葉は「用心深さ」「先見の明」「保護」。
「用心深さ」の花言葉は、葉の縁にトゲがあり、むやみに近づいたり触ることができないことに由来します。
「保護」の花言葉は、トゲのあるヒイラギが魔除けになるといわれていることにちなみます。

西洋柊（セイヨウヒイラギ）の英語の花言葉は「defense（防衛、防御）」「domestic happiness（家庭の幸せ）」です。

ヒイラギの花言葉一覧
ヒイラギの花言葉	「用心深さ」「先見の明」「保護」
セイヨウヒイラギの英語の花言葉	「defense（防衛、防御）」「domestic happiness（家庭の幸せ）」

ヒイラギ全般の花言葉

「用心深さ」「先見の明」「保護」

西洋・英語の花言葉

「defense（防衛、防御）」「domestic happiness（家庭の幸せ）」

※ヒイラギに似た葉を持つモチノキ科のセイヨウヒイラギ（Holly）の西洋の花言葉です。

花言葉に関連する名言

「用心深さ」（ヒイラギ全般）

どうせどの夫を選んだって大差ないんだから、最初のをつかんでおけばいいのよ。

There is so little difference between husbands you might as well keep the first.

アデラ・ロジャーズ・セント・ジョンズ（米国の女性脚本家 / 1894～1988）

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ヒイラギの誕生花

ヒイラギは以下の月日の誕生花です。

11月8日、12月7日、12月25日

魔除け

葉にトゲのあるヒイラギは、古くから魔除けになると信じられてきました。
家の庭には表鬼門（北東）にヒイラギ、裏鬼門（南西）にナンテンの木を植えると良いとされています（鬼門除け）。
節分にはヒイラギの枝葉と焼いたイワシの頭を門戸に飾ると悪鬼を払うといいます（柊鰯）。

別種の「ヒイラギ」

ヒイラギはモクセイ科の植物です。トゲのあるヒイラギの葉に似た葉を持つ植物は別種であっても「ヒイラギ」の名を与えられることがあります。
赤い実が美しくクリスマスの装飾の定番として使われるセイヨウヒイラギはモチノキ科の植物。早春に黄色い花をつけるヒイラギナンテンはメギ科の植物です。

ヒイラギの画像

以下はヒイラギの画像です。

photo: mama hiro

photo: Bong Grit

ヒイラギの概要（花名・開花期など）

科・属名	モクセイ科モクセイ属
学名	Osmanthus heterophyllus
和名	柊（ヒイラギ）
別名	鬼の目突き（オニノメツキ）
英名	False holly, Holly olive, Holly osmanthus
原産地	東アジア
開花時期	11月～12月
出回り時期	周年
花色	白
ヒイラギの花言葉	「用心深さ」「先見の明」「保護」

花名の由来

モクセイ属の学名「Osmanthus（オスマンサス）」は、ギリシア語の「osme（香り）」と「anthos（花）」が語源です。
和名のヒイラギは、葉の縁にあるトゲに触ると痛いことから、ヒリヒリ痛むを意味する「疼ぐ（ひひらぐ）」が語源であるといわれます。
英語では「False holly」などと呼ばれます。

花の詳細：　Wikipedia