Grape hyacinth ムスカリ
春（花期は3月～5月）、ブドウの実ような青紫色の花を咲かせるムスカリ。
花言葉（日本と西洋）とその由来、言い伝え、名言などをご紹介します。
ムスカリの花言葉と由来
ムスカリの花言葉は「失望」「失意」。
ブドウのような青紫色の花を咲かせることから英語でグレープヒヤシンス（Grape hyacinth）と呼ばれるムスカリ。
死んで紫のヒヤシンスに姿を変えた美少年ヒュアキントスの伝説から、花言葉では紫色が悲しみのシンボルになることが多く、ムスカリの花言葉も「失望」「失意」になっています。
※ 下記の「ヒヤシンスとギリシア神話」を参照ください。
ムスカリの英語の花言葉は「usefulness（有用、有益）」です。
ムスカリ全般の花言葉
「失望」「失意」
西洋・英語の花言葉
「usefulness（有用、有益）」
花言葉に関連する名言
「失望」（ムスカリ全般）
結婚生活に幸福を期待しすぎて、失望しないように気をつけなさい。ウグイスは春に2、3ヶ月だけは鳴くが、卵をかえしてしまうと、あとはずっと鳴かないものだ。
トーマス・フラー（英国の聖職者、歴史家 / 1608～1661）
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ムスカリの誕生花
ムスカリは以下の月日の誕生花です。
ヒヤシンスとギリシア神話
美少年ヒュアキントスは、太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスの寵愛を受けていました。
ヒュアキントスもアポロンに心ひかれていました。
ある日、彼とアポロンが円盤投げをしていると、その親しげな様子を見たゼピュロスが嫉妬して意地悪な風を起こします。
すると円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額に円盤があたってしまいました。
大量の血を流して死んでしまったヒュアキントスのその血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれます。
ムスカリの画像
以下はムスカリの画像です。
ムスカリの概要
花名の由来
ムスカリ属の学名「Muscari（ムスカリ）」は、ギリシア語で麝香（じゃこう）を意味する「moschos（ムスク）」を語源とし、強い芳香を放つ品種があることにちなみます。
英語では「Grape hyacinth（グレープヒヤシンス）」と呼ばれます。
ムスカリの季節・花色
開花時期： 3月～5月
出回り時期： 3月～5月（最盛期は4月）
花持ち日数： 5～7日程度
花色： 紫、青、白、黄
ムスカリの名称・原産地
科・属名： キジカクシ科ムスカリ属
学名： Muscari spp.
和名： ムスカリ
別名： ブドウヒヤシンス、グレープヒヤシンス
英名： Grape hyacinth
原産地： 南西アジア、地中海沿岸
花の詳細： Wikipedia
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