月下美人（ゲッカビジン）の花言葉（季節、英語）

夏の夜（花期は6月～11月）、強い香りとともに一夜かぎりの花を咲かせるゲッカビジン。
ゲッカビジンの花言葉には「はかない美」や「はかない恋」などがあります。
このページではゲッカビジンの花言葉や誕生花などをご紹介します。

月下美人（ゲッカビジン）の花言葉と由来

ゲッカビジンの花言葉は「はかない美」「はかない恋」「あでやかな美人」。
「はかない美」「はかない恋」の花言葉は、ゲッカビジンが夜に咲き始め、翌朝までにしぼんでしまう一夜かぎりの花であることにちなみます。
「あでやかな美人」の花言葉は、その妖艶な美しさに由来します。

ゲッカビジンの花言葉一覧
ゲッカビジンの花言葉	「はかない美」「はかない恋」「あでやかな美人」
ゲッカビジンの誕生花	7月19日、8月23日、10月29日

ゲッカビジン全般の花言葉

「はかない美」「はかない恋」「あでやかな美人」

花言葉に関連する名言

「はかない恋」（ゲッカビジン全般）

追いかけてはいけない。追いかけないのが恋愛の武士道である。

宇野千代（日本の小説家 / 1897～1996）

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ゲッカビジンの誕生花

ゲッカビジンは以下の月日の誕生花です。

7月19日、8月23日、10月29日

どうして夜に咲くの？

夜に花を咲かせるゲッカビジン。つぼみは開花直前になると上を向いて膨らみます。夕方に芳香を漂わせはじめ、重なりあった白い花びらがゆっくりと開きはじめます。花径20～25cmの大型の花は夜明けを待たずにしぼんでしまいます。
ゲッカビジンが夜に花を咲かせるのは、原産地メキシコの熱帯雨林地帯において、花蜜食・花粉食の小型コウモリを媒介として受粉できるように適応したと考えられています。

食べられる花

ゲッカビジンの花は食用にもなり、台湾ではスープの具材として用いられるそうです。

ゲッカビジンの画像

以下はゲッカビジンの画像です。

photo: TomasDDL

photo: Adriano Makoto Suzuki

ゲッカビジンの概要（花名・開花期など）

科・属名	サボテン科クジャクサボテン属
学名	Epiphyllum oxypetalum
和名	月下美人（ゲッカビジン）
英名	Dutchman’s pipe cactus
原産地	メキシコ熱帯雨林地帯
開花時期	6月～11月
出回り時期	4月～9月
花持ち日数	一晩
花色	白
ゲッカビジンの花言葉	「はかない美」「はかない恋」「あでやかな美人」

花名の由来

クジャクサボテン属の学名「Epiphyllum（エピフィルム）」は、ギリシア語の「epi（上）」と「phyllon（葉）」を語源とし、花が葉の上についているように見えることに由来します。
和名の月下美人（ゲッカビジン）は、この花が夜に咲き始め、翌朝までにしぼんでしまうことにちなみます。
英語では「Dutchman’s pipe cactus」と呼ばれます。

花の詳細：　Wikipedia