夏(花期は7月~8月)になると淡いピンク色の清らかな花を水面より高い位置に咲かせるハス。
ハスの花言葉には「清らかな心」や「離れゆく愛」などがあります。
このページではハスの日本や西洋における花言葉などをご紹介します。
蓮(ハス)の花言葉と由来
ハスの花言葉は「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」。
「清らかな心」の花言葉は、ハスが泥水の中から生じて、気高く清らかな花を咲かせることにちなみます。
「雄弁」の花言葉は、ハスがエジプト神話に登場する神のオシリスに捧げられ、オシリスが雄弁であったことに由来します。
ハスの英語の花言葉は「estranged love(離れゆく愛)」「eloquence(雄弁)」です。
ハスの花言葉 | 「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」 |
ハスの英語の花言葉 | 「estranged love(離れゆく愛)」「eloquence(雄弁)」 |
ハス全般の花言葉
「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」
西洋・英語の花言葉
「estranged love(離れゆく愛)」「eloquence(雄弁)」
花言葉に関連する名言
「離れゆく愛」(ハス全般)
別れるときは、相手が逃げ出すような女になる。大好きだった相手へのそれが最後の思いやりです。
美輪明宏(日本のシンガーソングライター、俳優、演出家 / 1935~)
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ハスの誕生花
ハスは以下の月日の誕生花です。
ハスとスイレンの見分け方
よく混同されるハス(蓮)とスイレン(睡蓮)。見分けるには葉の形を見るのが簡単です。葉に切れ込みがないのがハス、切れ込みがあるのがスイレンになります。
また、ハスの花は水面より高く上がり咲き、スイレンは水面近くで咲きます。
仏教におけるハス
仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせるハスの姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされています。
よい行いをした者は死後に極楽浄土に往生し、同じハスの花の上に身を託し生まれ変わるという思想があり、「一蓮托生」※という言葉の語源になっています。
※「死後に極楽の同じ蓮華の上に生まれること」「結果はどうなろうと行動や運命をともにすること」という意味。
蓮根(レンコン)
ハスの地下茎が肥大したものがレンコン(蓮根)です。輪切りにすると穴が多くあいていることから「先を見通す」ことに通じて縁起が良いとされ、正月のおせち料理にも用いられます。
レンゲスプーン
ラーメン店などで使用する陶製スプーンの散蓮華(ちりれんげ、略してれんげ)は、ハスの花(蓮華)から散り落ちた一枚の花びらに見立てられています。
ハスの画像
以下はハスの画像です。
ハスの概要(花名・開花期など)
科・属名 | ハス科ハス属 |
学名 | Nelumbo nucifera |
和名 | 蓮(ハス) |
別名 | 水芙蓉(スイフヨウ)、不語仙(フゴセン)、池見草(イケミグサ) |
英名 | Lotus, Indian lotus, Sacred lotus |
原産地 | インド亜大陸とその周辺 |
開花時期 | 7月~8月 |
花色 | 白、ピンクなど |
ハスの花言葉 | 「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」 |
花名の由来
ハスの古名の「はちす」は、ハスの花托(花床)が蜂の巣に似ていることちなみ、はちすが「はす」に転訛したといわれます。
英語では「Lotus(ロータス)」と呼ばれます。
国花
ハスを国花とする国はインド、マカオ、ベトナム(紅い蓮)です。
花の詳細: Wikipedia
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